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第8回被災地ボランティア1泊2日バスツアー(8月16日出発)の様子を掲載しました。

2014年09月12日

第8回被災地ボランティア1泊2日バスツアー(8月16日出発)の様子

(注釈)プライバシー保護のため,一部の写真に加工を施してあります。

これまで7回にわたり実施してきた被災地ボランティア日帰りバスツアーですが,前回より1泊2日のツアーを行うこととなりました。今回のツアーには,20人(学部生12人,大学院生1人,教職員3人,一般参加者4人)の参加がありました。

8月16日(土)朝8時過ぎに大学を出発し15時ごろ福島県浪江町に到着,浪江町立請戸(うけど)小学校を視察しました。請戸小学校は,震災発生時に校内にいた77人の生徒が全員無事に避難することができた小学校です。小学校の中はまるで東日本大震災の時から時が止まっているようでした。周囲には,津波によって流された車や船が今も草の中に埋まっていました。

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1階は津波の影響を大きく受け,窓ガラスは割れ,壁は崩れ落ち,鉄骨がところどころむき出しになっている状態でした。津波の恐ろしさを目で見て痛感しました。

また,1階から見える学校のグラウンドには,除染された土などを入れた黒い袋が敷き詰められていました。

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郡山市内に宿泊し,明けて17日(日)は二本松市内の2つの仮設住宅で,午前は夏休みの宿題対策などの学習指導のボランティア活動を行いました。午後は仮設住宅に住む方とおしゃべりをし,被災当時の話やその後の生活の話などをたくさん聞くことができました。お話を聞いて,復興がなかなか進まない現状も知ることができました。また時間の空いたときには,仮設住宅集会所の清掃の手伝いなどもしました。

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その後,帰路につき,19時30分ごろ,大学に帰着しました。

今回のボランティアツアーでは,震災当時,浪江町立請戸小学校の教頭でおられた森山道弘先生と,浪江町教育委員会鈴木貞孝次長に,震災当時の状況やその後についてたくさんのことを話していただきました。ありがとうございました。またツアーを企画いただきましたJTB関東法人営業上越支店の皆様にも感謝申し上げます。


このページは上越教育大学/学校実習推進室が管理しています。(最終更新:2019年03月14日)

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