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2017年08月25日
第12回被災地ボランティア1泊2日バスツアー
コースは昨年度と同様でしたが、今年も実際の避難経路をたどったり、震災当日の出来事を話してもらったりと現地学習が充実していました。また、学生による被災体験発表もあり、震災についてより深く考える機会となりました。
<日 時> 平成29年8月11日(金)~12日(土)
<参加者> 31名(学内24 ・一般7)
<行き先> 宮城県石巻市
<内 容> 現地学習会、学生による体験発表会
雄勝ローズファクトリーガーデンにおける除草、植栽作業
大川小学校(跡)、門脇小学校(跡)、石巻市内の視察
8:04 上越教育大学 出発
15:32~17:03 雄勝ローズファクトリーガーデン(現地学習)
17:05~17:25 避難経路の視察
18:01 T・T壱番館 着(宿泊先)
19:15~ 学生の体験談発表(ABJメンバー亀谷)
<徳水先生によるレクチャーと現地視察>
徳水先生による震災当日のお話と避難経路の視察がありました。震災当日のリアリティのあるお話をみなさん食いつくように聞いていました。また、実際に避難経路をたどることで、想像以上の波が山の上の方まできたことを体感しました。
<学生による体験発表>
被災地ボランティア団体ABJのメンバーである亀谷さんの体験発表です。被災の経験から学んだ、地域の方々との交流、そして身の周りをよく知ることの大切さについて話してくれました。
8:13 T・T壱番館 出発
9:36~11:57 雄勝ローズファクトリーガーデン
(ボランティア活動)
12:05~12:50 大川小学校(跡)視察
14:24~ 石巻市内視察
21:08 上越教育大学 着
<雄勝ローズファクトリーガーデンでの除草、植栽等>
雄勝ローズファクトリーガーデンでのボランティア活動です。雨の中での活動となりましたが、一生懸命に除草などのボランティア活動を行いました。
<石巻市立大川小学校(跡)視察>
大川小学校(跡)の視察も4回目になりました。学校全体を覆うように大きな波がきたことがわかる悲惨な状態でした。子どもたち、教師の命をほとんど奪った津波の恐ろしさを痛感しました。
第12回被災地ボランティアツアーも無事に終えることができました。今年は募集人数を超える31名の参加がありました。
一人一人が震災という現実に向き合い、今後に活かせる学び多い2日間でした。
参加してくださった皆様、第12回被災地ボランティアツアーを支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
今後も、震災から得たことをたくさんの人に伝えていきたいと思います。 (H29.8.24 報告 石野正彦・ABJ)
徳水博志氏
元雄勝小学校教諭。東日本大震災に遭遇した雄勝小学校の子供たちの心のケアや地域の復興をめざした総合学習に取り組む。また、壊滅した雄勝地域に奥さまの利枝さんと共同して雄勝ローズファクトリーガーデンを創設し、花と緑で復興を目指す 「雄勝夢物語」を実践する。その取組は、これまで数多くのメディアに取り上げられている。最近では、NHK 趣味の園芸50年記念番組 「奇跡のガーデン雄勝花物語」が放映された。全国の企業や大学からボランティアを受け入れると同時に防災教育プログラムを実施している 。
宮城教育大学講師、東北工業大学非常勤講師。
上越教育大学被災地ボランティア団体 ABJ(Action by JUEN)
平成23年に結成され、それ以降毎年、被災地ボランティアツアーを中心に様々な活動を実施している。
本ツアーでは多くの子供たちの亡くなった大川小学校、保護者の声で奇跡的脱出を行った雄勝小学校を徳水先生のガイドによって現地視察し、防災教育プログラムを受けている。
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