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第13回被災地ボランティアツアー・西日本豪雨被災地ボランティアの報告を掲載しました。

2018年08月31日

第13回被災地ボランティアツアーの中止報告

 平成30年8月9日~10日に予定をしておりました,第13回被災地ボランティアツアーにつきましては,8月7日10時の気象庁情報にて台風13号の進路がまさにこのツアーと重なる状況でした。暴風や大雨に関する注意喚起も出され,進路がずれたとしても,往復の交通状況や安全確保,何よりも私たちを迎えてくださる当地の皆様に多大なご心配やご迷惑をおかけすることが懸念されたため,大変に残念でしたが,今回のツアーは中止といたしました。
 次回へのご参加を,ABJ・学校ボランティア支援室一同,心よりお待ちしております。

西日本豪雨被災地でのボランティア活動報告

2018年7月の西日本での水害被災地にボランティアとして支援活動に行くとともに被災地の状況を知ることにより自分たちにできることを見つけるため,緊急に教員2名・学生ボランティア団体ABJの学生3名で岡山県倉敷市真備町へ行ってまいりました。

活動内容

日程  8月17日(金)〜19日(日)

活動    17日(金)午後  真備地区被災状況視察(真備公民館〜真備中学校〜箭田小学校)

       18日(土)午前  避難所学習室での中高生への学習支援

          同  午後  避難所学習室での中高生への学習支援

                  市民グループによる支援物資配給所運営支援

                  真備地区避難所の状況視察(岡田小学校避難所)

       19日(日)午前  市民グループによる支援物資配給所運営支援

当日の様子

(真備中学校)    (商店)

(対策本部の一つ)

 

(学習支援)

 

(真備公民館箭田分館)

 

○広範囲の家屋,大規模商店,学校,公共施設が2階まで汚泥に埋もれ,約1月経った今も,地区全体がまだ乾いた土まみれでした。家屋は倒壊しているものはほとんどなかったのですが,壁の中まで泥が入り込んでいました。畳や家具はすべて撤去されているため壁と柱のみになっており,壁や床を洗浄している姿が見られましたが,大部分は手つかずの状況でした。多くの自動車も水に浸かってしまったため,物を運ぶ車も足りず,軽トラックを必要としている状況でした。

秋の台風シーズンを迎える中,再び水害が起きる可能性を残しています。

 

○他市町村の行政機関やボランティア団体の支援により行政機能が動き,対策本部もおかれ相談や支援を行っていましたが,情報が錯綜しており末端に必要なものが行き届いていない状況でした。

 

○小学校3校と中学校2校は1階が浸水しており,このままでは2学期の再開が不可能な状況でした。また,小学校2校が避難所になっています。

他大学ボランティアとともに学習支援を行い,そのあと話をしたり,遊ぶ時間をつくることができました。真備公民館箭田分館にて復興支援のための市民団体「真備よろずチーム研究所」が支援物資の配給や学習支援,医療相談などを行っています。今回は,その団体に協力する形でボランティア支援を行いました。

今すぐに必要な物資があるが届いていないという情報を受け,今後も連絡を取りながら学校ボランティア支援室を通じて支援を行います。

西日本豪雨災害への支援物資の募集活動報告

(皆さまからの支援物資)

○岡山県真備町でボランティア活動を行った際,現地で現在不足している物が明らかになったため,上越市に戻った翌日から物資の募集をかけました。鍋・やかん・フライパン・毛布・小さめのブルーシートなどの支援物資をたくさんご寄贈いただきました。たくさんの皆さまからのご協力をいただき,22箱の物資を無事に真備町に送ることができました。急を要する物資だったこともあり,その旨を伝えると宅配便(佐川)の方もご協力をいただき,翌日の午前中に届けることができました。ありがとうございました。

今後も自分たちが今できることを見つけ,活動していきたいと思います。

学校ボランティア支援室 室長 石野正彦

学生被災地ボランティア団体 ABJ


このページは上越教育大学/学校実習推進室が管理しています。(最終更新:2019年03月14日)

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