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いじめ・生徒指導研究センター

いじめ・生徒指導研究センターは、教育機関、学校及び地域社会と連携しながら、いじめや生徒指導等の学校教育の実践に関する諸課題に係る理論的・開発的研究を推進し、学校教育の改善、充実及び発展に寄与することを目的として、令和2年9月1日に設置しました。

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わたしたちは、子どもたちの命を守りたいのです。
わたしたちができること、考えねばならないこと、大人がとれる対応は、まだあるはずです。
チームとして、家庭と地域と学校で考えていきませんか?


いじめ・生徒指導研究センター長  高橋 知己


いじめ・生徒指導研究センターの事業内容

本センターは、現代の社会的な状況を背景にしたいじめ・生徒指導に関する理論的、実践的な研究を行うとともに、教員研修などの支援事業を実施することとしています。
主な事業内容は次のとおりです。

1 いじめ・生徒指導に関する教育研究の推進
学校におけるいじめの実態把握、児童生徒に対するアセスメント等の喫緊の課題を中心に、これまでの事案や生徒指導に関する案件を整理し分析、検討しながら、いじめの早期発見や予防対策に有用な教育研究を推進する。

2 教育機関との連携
研究成果を基に研修資料などを作成し、教育機関と連携しながら教員研修会や講習会に参画し、教育実践に寄与するように努める。

3 社会への貢献
子どもたちの命を守り、安全安心な学校や社会を築くために、学校教育、家庭教育、社会教育などの取組を推進することで社会への貢献を図る。

  いじめ・生徒指導研究センター案内PDFファイル[1230KB]

  いじめ・生徒指導研究センター概要PDFファイル[144KB] 

研修会等への講師派遣依頼の申込み方法について

研修会等の講師の派遣依頼については、派遣を希望する下記所属教員へ事前にメールによりお問い合わせの上、「本学教職員への兼業依頼」のページのとおり事務手続きをお願いいたします。

   「本学教職員への兼業ページ」へリンク

いじめ・生徒指導研究センター所属教員

職名 教授
専門分野 特別活動、学校心理学
E-mail tomomi@ juen.ac.jp
教員より 日本学校心理学会、日本教育心理学会、日本生徒指導学会等に所属しながら、特に学校現場の集団と個人とのかかわり方について、理論的な背景をもとにしながら学校・教室の場における実践的ないじめや生徒指導の諸問題について考えていきたいと思っています。
職名 准教授
専門分野 教育制度、地方教育行政
E-mail tujimura@ juen.ac.jp
教員より 教育行政学の立場から、どのようにして学習者の権利を保障するか、学習環境の整備が必要か、家庭・地域社会・NPO・フリースクール・夜間中学校など、多様なアクターも含めた公共的な空間づくりに関心があります。また、自治体の子どもの権利条例なども研究対象です。
職名 准教授
専門分野 生徒指導、人権教育
E-mail yoichi@ juen.ac.jp
教員より 法に基づいた、平和で穏やかな学校・学級づくりがテーマです。児童生徒のいじめや暴力に関する民事裁判、また、食物アレルギーや熱中症の事故、津波災害等学校事故に関する民事裁判の判決書を検討し、学校危機管理や生徒指導、安全教育等に活かす研究に取り組んでいます。
職名 講師
専門分野 教育相談、生徒指導
E-mail terado@ juen.ac.jp
教員より いじめやインターネットに関する問題など、生徒指導上の諸課題に対する一次予防に関心があります。近年は、いじめ防止に繋がる資質・能力を育むための教材やアセスメントツール等に関する研究を進めています。

いじめ・生徒指導研究センター所属教員の研究状況の詳細については、当該教員の氏名を検索すると表示されます。

研修会等終了後の「講師派遣実施報告書」の提出のお願い

オンライン研修講座

いじめ・生徒指導研究センターでは、 いじめ等への予防や対策への支援の一環として、教育現場での研修会等に活用することを目的に「いじめ・生徒指導に関するオンライン研修講座ビデオ」(1回約30分)を作成しています。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)

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「いじめの早期発見のために」
本研修講座では、いじめの未然防止に欠かせない早期発見を行うために必要な視点について、データを基にしながら解説しています。(講師:高橋知己)


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「いじめアンケートを教育相談につなげる-SCTアンケートの活用」
本研修講座では、いじめを発見するための効果的なアンケート方法について提案しています。ご活用ください。(講師:高橋知己)


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「「研修」のイメージ転換-学びのアクティベートへ-」
本研修講座では、「研修」という場や時間そのものを取り上げ、充実した研修を創りあげるための手がかりを紹介します。(講師:辻村貴洋)


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「いじめの裁判事例にみる学校・教師の対応 事例1「お互い様、生徒同士のトラブル?」」
本研修講座では、「裁判の事例」を研修資料化し、そこに示される学校・教師の責務を学ぶことで、法的見地、教育的見地の両面からアプローチした、よりよい生徒指導の在り方を考えます。(講師:蜂須賀洋一)


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「生徒指導の基礎」
本研修講座では、改訂版の生徒指導提要をもとに、生徒指導の定義と目的、実践上の視点、生徒指導の分類について解説しています。(講師:寺戸武志)


アニメーションによるいじめ防止等生徒指導に関する研修講座

文部科学省委託事業「「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業」の採択を受け、アニメーションによる研修講座ビデオを作成しました。講師にそっくりなアバターが講義を行います。声優はi-MEDIA 国際映像メディア専門学校の学生の皆様にご担当いただきました。
一部は「オンライン研修講座」の内容をもとにアニメーションによる改編を行ったものです。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)

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「第1章:生徒指導の基礎」
本研修講座では、令和4年度に改訂された生徒指導提要の解説を行いながら、生徒指導に関する基本的な考え方や指導方法等について学びます。(講師:寺戸武志)


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「第2章:いじめの裁判事例にみる学校・教師の対応」
本研修講座では、いじめに関する民事裁判の事例をもとに、いじめの対応の在り方ついて検討します。(講師:蜂須賀洋一)


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「第3章:いじめの早期発見のために」
本研修講座では、実際の調査データを基にして、なぜいじめの早期発見が難しいのかということについて解説を行い、早期発見のための具体的な対応について講義します。(講師:高橋知己)


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「第4章:「研修」のイメージの転換~学びのアクティベートへ~」
本研修講座では、免許状更新講習が発展的に解消されたことに伴い求められている「教師の主体的な学び」について「どのような研修を」「どのタイミングで」「どのように行っていくのか」これからの新たな教師の学びについての考え方を提案します。(講師:辻村貴洋)


大学と教育委員会及び教育関係機関との連携

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「連携を軸にした教育相談支援活動のあり方-大学と教育行政と学校と-」
いじめ・不登校など生徒指導の課題に対応するためには早期発見が有効です。
子どもたちの内面を把握し、苦しみを少しでも早期に発見し対応するため、本センターでは、教育委員会と学校と連携し、それぞれの強みを生かして各校・クラスの実態及び課題に即した教育相談支援を行っています。
この研修では、取組内容、三者の役割、浮かび上がった課題とその対応などを紹介しています。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)


上越教育大学いじめ・生徒指導研究センターレポート

「上越教育大学いじめ・生徒指導研究センターレポート」は、本センターの事業活動の紹介及び成果報告を広く周知することを目的に発行しています。

  • 『上越教育大学いじめ・生徒指導研究センターレポートVol.3』は現在準備中です。

TOPICS

本センターの活動について、一部ご紹介します。

高橋知己センター長が10月5日(金)、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、昨年の全国サッカー選手権準優勝の熊本県立大津高等学校サッカー部で、全国大会の期間中に1年生部員が先輩らに全裸で土下座させられ、その様子を撮影される“事件”についてコメントしました。

昨年1月、1年生だったサッカー部員の男子生徒が、先輩にあだ名を付けたと疑われて全裸で土下座をさせられ、その様子を撮影されるいじめを受けていたとして、熊本県教育委員会は3日、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定したと発表しました。
大津高等学校は今年7月に認識するも熊本県教育委員会には報告せず、9月に男子生徒の保護者から相談を受けて同教育委員会が事態を把握しました。第三者委員会を設置し、詳しく調べます。

高橋センター長は「明らかに重大事態なので、調査前に教育委員会に報告すべき。いじめ対応の初動を間違っている」と指摘し「学校は集団を守ろうとしているが、結果的に“個人を守ることが集団を守ることになる”と気付くべき」と話しました。

いじめ・生徒指導研究センターへの問合せ先

〒943-8512 上越市山屋敷町1番地
上越教育大学いじめ・生徒指導研究センター(事務:研究連携課研究連携チーム)
E-mail:j-rbgc@juen.ac.jp(メール送信時には@を半角にしてください。)
FAX:025-521-3621
フォームで問い合わせる


このページは上越教育大学/研究連携課が管理しています。(最終更新:2024年02月19日)

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